ワキガ 保険適用

ワキガの保険適用手術について知りたい! その基準はどこにある?

私がワキガ手術をした20年前は、保険が適用される事はありませんでした。

 

でも今は、条件によっては保険適用してもらえるので、保険を使える方はぜひ使いたいですよね!

 

自由診療だと20万円以上する所、保険が適用されればワキガ手術は35,000円くらいから受けられるので、金額面で大きな差があります。

 

保険が適用される手術の種類

ワキガ手術や治療は数多くありますが、保険が適用されるのは限られています。まず、「保険が適用される手術の種類」について見ていきましょう。

 

ワキガ手術に保険適用してもらえるのは、「(反転)剪除法(別名「直視下摘除法」「皮弁法」)」と呼ばれるものです。

 

私も、自由診療でしたが20年以上前に剪除法で手術をしました。(参考:ワキガ手術の体験談

 

私がワキガ手術をした当時から現在まで、とてもメジャーな手術であり、確実性の高い施術であると言われています。

(反転)剪除法(「直視下摘除法」「皮弁法」)はこんな手術

ワキガの原因は、汗を出す腺にあります。アポクリン腺などがその原因としてよく取り上げられますが、この手術では、この汗の線を根こそぎ取ります。

 

ワキガの原因となる汗腺を取り除いてしまう手術であるため、その他の手術と比較すると再発が起こりにくく、効果が最も高いといえるものです。

 

まぁ、とはいえ、アポクリン汗腺の100%除去は不可能なので、私のように元重度のワキガからすると、ワキガの完治は難しいです。とはいえ、私も剪除法手術でワキガが軽くなりました。

 

剪除法は汗腺を取り除くという施術であるため、汗の量自体も減らすことができます。加えて、副次的なメリットとして脱毛効果もあります。汗腺と一緒に毛根もまた取り除かれるからです。

 

この方法は体にメスを入れることになります。ワキの部分に、2〜3センチ、ないしは4〜5センチほどにわたってメスを入れ、そこから汗腺を取り除きます。

 

しかしながら、ワキという部分はそもそも人に見せつけるような部分ではありませんし、そもそもシワもできやすい部分ですから、傷跡はそこまで目立ちません。

 

もちろん、個々人の手術によって傷跡が残る・残らないは多少異なりますが、私の場合、近くでじっと見ればわかるけれどそうでなければ気にならない程度です。

 

現在も自由診療での剪除法もありますが、保険適用されると両ワキの施術を下としても、35,000円〜50,000円程度で押さえられます。

 

保険適用してもらえるのは、「形成外科」が多い

保険適用で剪除法手術をしてくれるかどうかは、手術する病院次第です。手術になるので、皮膚科ではなく形成外科または美容外科になります。

 

ワキガの保険適用は、基本的に形成外科になる事が多いようですが、必ずしもそうとはいえず、美容外科でも保険適用で手術をしてくれる所、形成外科でも保険適用してくれない所もあります。

 

興味をもった病院があれば、事前に電話やメールで問い合わせをいれてみましょう。(現在はホームページなどでも確認できるようになっています)

 

保険適用内かどうかは、何をもって判断される?

さて、剪除法手術であったとしても、「保険が適用されるかどうか」については判断がわかれるところがあります。

 

まずは、保険適用手術を行っている病院であるという大前提で、

 

保険が適用されるかどうかは医師の診断にも委ねられています。

 

たとえば、「治療の必要もないほどの軽度なワキガ」の場合、医師からは「保険適用範囲内ではない」と判断されることがあります。

 

この場合、当然のことながら、保険を使っての治療はできません。

 

個人的に懸念しているのは、病院でのワキガチェックは、ガーゼテスト(ワキにガーゼを挟んで医師がニオイを確認)+問診によるものなので、ガーゼテストの時にニオイがきつくないと「軽度のワキガ」と判断されてしまう可能性もあるかもしれません。

 

ただ、ワキガの人ってストレスで臭いがきつくなる事が多くないでしょうか?(私がそのタイプ)

 

だから、ガーゼテストであまり臭いがしないといわれても、日ごろどういう時に臭いがきつくなるか、どんなデオドラントケアをしているか、学校や会社で困っている事をしっかりアピールしてくださいね。

 

日常生活での困難も、ワキガの重症度をはかるバロメーターになります。

保険が適用されないワキガ手術

剪除法のほかにも、ワキガの手術方法や治療法はありますが、ほとんどは保険適用されません。

 

たとえば、「皮下組織吸引法」というものがあります。これは、文字通り、「汗腺を吸い取る」という方法で処理していくものです。

 

剪除法はたしかにもっとも効果的な手術ではありますが、「メスを体に入れるのが怖い」という人もいますよね。剪除法と比較すると、傷跡が残りづらく、手術への敷居が低くなります。

 

その他、治療法としてはミラドライ、ビューホットなどもありますが、こちらも保険適用されません。

 

ボトックス注射に関しては多汗症治療であれば、こちらは美容クリニックなどでも保険適用価格で治療してもらえる事が多いです。

 

ワキガ臭に作用するわけではないのですが、汗を一時的にとめる(効果は3か月〜6か月)効果があり、軽度のワキガであれば、効果がみられるケースもあります。(参考:ボトックスの脇汗効果

 

ワキガ手術に生命保険は使えるの?

今まではいわゆる「健康保険」を使っての手術費用補助について見てきましたが、民間の「生命保険」の場合、ワキガ手術への適用はしてもらえるのでしょうか?

 

これについては、現在のところほぼ不可能です。

 

インターネットで調べていると、「ワキガでも生命保険は出る」としている記述も見られますが、実際には多くの生命保険では「ワキガは対象外である」としています。

 

たとえば、「第一生命健康保険組合」「オリックス生命保険」「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」などの場合は、すべて「ワキガは対象外である」としています。つまり、この生命保険に入っていたとしても、ワキガの手術を受けた場合は給付金の対象外となってしまうのです。

 

これは、ワキガの持つ特徴によるのでしょう。

 

ワキガは、本人や周りにとって非常につらいものですよね。学生のころにはワキガのせいでいじめを受けた、という人もいるかもしれません。

 

私はイジメに合った事はありませんが、自分のワキガがばれないよう学生時代からビクビクしていたので、40歳を超えた今でも左手の震えがあります(´;ω;`)

 

死にたくなるほど悩んでいる人も多いと思いますが、ワキガ自体は死に至る病ではありません。

 

日常生活を送るうえではたしかに不便ではありますが、「治さなければ生きていけないもの」ではなく、原則としては給付対象外となってしまいます。

 

それでも、「治療を必要とするほど重篤であると判断されるもの」に関しては、交渉の余地があるそうですが、ワキガ手術で生命保険適用してくれという交渉はハードル高すぎる・・・・

 

ワキガの保険適用手術について知りたい! その基準はどこにある?

生命保険のワキガ手術の適用は、まだ難しいのが現状ですが、健康保険適用は普通にできる時代になったので、これから手術をお考えの方は、ぜひ利用してくださいね。保険適用される剪除法手術は、ワキガ手術の中で最も効果の高い術法ですよ!